昨日原ジャイアンツが日本ハムを4勝2敗で破りめでたく日本一になりました。ジャイアンツファンとしてはリーグ制覇をしながらプレイオフで敗れたり、先に王手をかけながら逆転されたりと悔しい思いをしてきたので選手同様喜びもひとしおです。
特に第5戦の逆転サヨナラ劇は数多くの野球の試合を見てきた中でもベスト5に入る印象に残る好ゲームでした。
日本シリーズのMVPは阿部捕手でしたが、そのほかにもペナントレースを通しては小笠原選手、ラミレス選手、ゴンザレス選手など数多くの選手が主役級の活躍をしましたが、亀井選手、松本選手、坂本選手もこの1年で大きく成長しましたし、抑えの越智、山口、豊田、クルーン各投手も役割分担を確実にこなし、谷選手、古城選手、大道選手、今年で引退する木村選手などもいぶし銀として活躍を続けて、本当に素晴らしいチームになりました(このほかにも活躍した選手 (グライシンガー、高橋尚成投手など)は数多くいますが・・・)。何年か前までは走れない、守れない長距離砲を何人もそろえて野球盤のようにシングルヒット3本で得点ができないといった笑うに笑えない場面を少なからず目にしてきましたので隔世の感があります。
2学年しか違わない原監督がWBC制覇に引き続き日本一に輝いたことは、同年代の者としてはとても刺激になりました。このような理想に近いチームを作り上げた原監督は東海大相模時代のイケメン、ジャイアンツの若大将の印象とは異なり、一年を通した戦略、試合での采配、選手の掌握術などからは上司の理想像としていろいろ学ぶべきものがありました。
2009/11/8