特徴

基本理念

その1 「個別化医療」(Personalized Medicine)を実践します

 画一的な治療を行なわず、患者さんに応じた適切な治療を心がけます。

 アトピー性皮膚炎を例にあげますと、比較的症状の落ち着いている方には、外用剤の使い分け、特に保湿剤の有効な使用法を患者さん、保護者の方にご理解いただけるまで繰り返しご説明いたします。一方、症状の目立つ方にはステロイド外用剤の使用状況のチェック、内服薬の使用、アレルギー検査による悪化因子の検索、生活指導、病状に対する患者さん自身の不安を取り除くためのサポートなどを行なっております。同じアトピー性皮膚炎でも患者さんによって問診内容、治療内容、検査の有無など診療内容が異なります。

その2 EBM(Evidence Based Medicine)とNBM(Narrative Based Medicine)の融合を目指します

 EBM[科学的証拠(過去の疫学的(統計的)データ)に基づく医療]を行ないながら、NBM[患者さんとの対話を通じて患者さん自身が語る物語から病気の背景を理解し、患者さんが抱えている問題に対して全人格的なアプローチを試みる臨床手法]で患者さんの悩みや苦しみを理解し、患者さんとの信頼関係を築き、患者さんの満足度の向上を図ります。

特徴

1 一般皮膚科診療

 皮膚病はありふれたものが多く、重症のものは比較的少ないので簡単に見られがちですが、自己診断のもと的確な診断・治療がされていないためになかなか治らない場合があります。高い専門性のもとできるかぎり早期の治癒、コントロールをめざします。

2 アレルギー疾患における積極的な原因検索

 原因不明のものが多い皮膚病ですが、アレルギー疾患では原因(悪化因子)がわかれば治癒(症状の改善)が期待できます。主なものとして、アトピ―性皮膚炎、じんま疹、かぶれ[接触皮膚炎]、薬疹があげられます。対症療法[症状をおさえる治療]を行っても症状が良くならないときには、これらの疾患では原因(悪化因子)を突きとめて無くしたり、減らしたりしなければ症状は良くなりません。
具体的には、じんま疹、薬疹では、いろいろな検査を先ず行うよりも過去にさかのぼって詳細に問診を行うことが重要です。さらに、アトピ―性皮膚炎では血液検査(場合によってはパッチテスト)で悪化因子を、かぶれではパッチテストで原因を見つけ出すことが可能ですので、検査を希望される患者の皆さまには当クリニックではこれらの検査を積極的に行っています。

3 患者満足度向上のための医療連携

 精密検査、特殊治療、手術、入院などが必要な皮膚科の疾患につきましては、基幹病院(愛媛大学医学部、愛媛県立中央病院、松山赤十字病院各皮膚科)を中心に適切な医療機関に紹介させていただいております。また、他科紹介の必要な患者さんにつきましても症状に応じて専門の病院を紹介させていただいております。

4 セカンドオピニオンの推進

 当クリニックで治療を続けておられる方でセカンドオピニオンを他医に求めたい(他の医師の意見を聞き、納得して治療を受けたい)場合には御遠慮なくお申し出ください。上記の基幹病院皮膚科のうち受診を希望されるところに必要な情報を添えて紹介させていただきます。

5 アトピー勉強会の実施

 アトピー性皮膚炎の患者さん(ご家族)の中には、いろいろな医療機関(当クリニックを含む)で治療を受けながらも十分に納得、満足できずにお悩みの方も少なからずいらっしゃることと思います。実際の診療では時間の制約などがあるために、特に初診時には医師患者間で十分に情報が伝わらず問題解決に至らずに終わってしまうことも少なくありません。そのような方々に対して具体的かつ詳細に疑問、不満、お悩みをお伺いしたうえで、改めて詳しくご説明して症状改善の一助となったり、セカンドオピニオンの一翼を担ったりすることを目的にアトピー勉強会を随時行います(予約制)。
尚、患者さん同士の情報交換の場としてもご利用いただきたいと思いますので希望者全員参加の形で行います。お知り合いの方の同伴も歓迎します。ご予約の詳細につきましてはアトピー勉強会のご案内をご参照ください。


お役立ち情報ファイル

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  • 皮膚科全般に関する情報
  • なるほど!皮膚科豆知識
  • よくある質問集